08/11/19(水)
6時過ぎ起床。気温18度程度。曇り。
8時前に宿を出て、アラブバスのターミナルへ。ターミナルからラマッラ行きのバス18番に乗る。運賃6.5シュケル。バスは時刻表で動いているから待ち時間はほとんどなし。
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市街地を抜けて分離壁沿いにしばらく走るとチェックポイントに到着。例のごとくパレスチナ自治区に入るときにはたいしたチェックはない。
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すんなりと壁を越えて自治区内へ。荒涼とした丘(山)を見ながら車は走る。イスラエル側と比べるとやはりオリーブの木が多い。
エルサレムを出て30分ほどでラマッラに到着。この間と同じくバスターミナル近くの道ばたで降ろされる。前回ラマッラに来たときは金曜日(イスラムの休日)だったから回転している店も人通りも少なかったが、今日は活気がある。荷車にパンを積んで道ばたで売っているおじさんがそこここにちょこちょこいる。
まずはバスターミナルに行ってジニン行きのバスを探す。適当にアラブバスの運転手にジニンに行きたいというと、端の方に止められていた大型バスの方を指さし、あれだというようなことを言う。そのバスまで行き、運転手に聞くと確かにジニン行きのよう。乗客はまだ2~3人しかいなかったので、しばらく出そうにないように見えたから何時に出るのか尋ねる。運転手のおじさんは英語はほとんどできないし、こちらはアラビア語がほとんどできないから時計を指さしての確認。9時半頃のよう。
まだ30分以上待ち時間があったので、あたりをふらつく。ある一軒のパン屋で小型のピザを買う。パン生地にチーズと挽き肉が乗っているピザ。お値段4シュケル。イスラエルで買うよりも2シュケル(約60円)以上安い。ターミナル横の生鮮市場では野菜(でかいキャベツ、レタス、トマト、オリーブ、ほうれん草、じゃがいも、人参、タマネギ、赤カブなどなど)や果物(リンゴ、みかん、ザボンのようなでかい柑橘類、バナナ、柿、洋なし、ぶどう、マンゴ、アボカドなどなど)が売られており、それぞれの店から何キロいくらという声が聞こえてくる。
パレスチナ自治区から絵はがきを出そうと絵はがきを売っている店を探すが、なかなか見あたらない。文具屋に行っても置いていない。なので、両替商などで道を聞きながら郵便局に行く。パレスチナポストと表に書かれている建物が郵便局。自治区の首都にある郵便局としては小さい。カウンターの人は英語を解す。絵はがきがあるか尋ねるが、置いていないとのこと。とりあえず切手を買う。驚いたことに日本までの切手代は250フィルス(なぜかfilsとあった)=0.25シュケル。
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