2008年11月16日日曜日

[転載]イスラエルニュース

記録のためにここ数日報道されているイスラエルニュースを転載します。

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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/129228.html
ガザの経済封鎖を強化 イスラエル ハマスと交戦激化(11/15 08:33)

 【カイロ14日鄭真】イスラエル軍と、パレスチナ自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスの交戦が激化し、イスラエルはガザの経済封鎖を一段と強化している。物資の供給が途絶え、ガザ住民の日常生活への影響も出てきた。

 イスラエル軍は四日、領内への越境攻撃阻止を目的にガザを空爆。ハマスもイスラエル領へロケット弾を発射するなど交戦を続ける。イスラエル軍は十四日も空爆を続行、これまでにハマス戦闘員十人が死亡している。

 イスラエル政府は軍事行動について「ガザからのロケット弾発射への応戦のため」と説明するが、ハマス幹部は「攻撃が続くなら反撃を強化する」と反発。双方は六月に停戦合意していたが、なし崩し的に停戦が崩壊する可能性も出てきた。

 一方、イスラエルはガザへの主要検問所も閉鎖。ガザは燃料不足で停電が発生するなど日常生活に大きな障害が出た。燃料輸送は十一日に再開されたが、食料など生活物資の不足は続いており、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)はガザの人口の半数に当たる七十五万人分の食料配給ができなくなると警告している。イスラエルは、国連や援助団体のスタッフのガザ入りも制限している。
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http://www.cnn.co.jp/world/CNN200811140018.html
2008.11.14 Web posted at: 17:29 JST Updated - CNN
ワールド
イスラエル、ガザへの国連トラック通行を拒否

エルサレム(CNN) イスラエル軍は13日、パレスチナ自治区ガザからイスラエル領内へのロケット弾攻撃などを理由に、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)がガザに供給している燃料、食料などの搬入を拒否した。この影響で、ガザ唯一の発電所が稼動中止に追い込まれたとみられる。

支援物資を載せたUNRWAのトラック30台は同日朝、ガザに到着する予定だった。イスラエル国防省の報道官は、ガザ境界付近でテロの恐れがあるため、物資の輸送は今後も遅れる可能性があると話している。

イスラエルとガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの間では、今年6月に停戦が成立した。しかしイスラエル軍は今月4日、ガザからイスラエルへ向かう地下トンネルを発見したとしてガザへ侵攻し、トンネルを爆破。ハマス部隊との間で、停戦後初の戦闘となった。ハマスは報復として、イスラエル側にロケット弾を撃ち込んだ。これに対し、イスラエルはガザ境界を封鎖したが、不可欠の人道支援物質については輸送を認めていた。

UNRWAは、ガザ住民が翌日から食料なしの生活を強いられるとして、イスラエルを非難。「物資の供給が止まれば過激派の活動をあおることになる」と警告している。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008111500291
「オバマ氏の親イスラエル化期待」=父親発言を次期補佐官謝罪-米

 【ワシントン15日時事】米メディアによると、オバマ次期大統領が新政権の首席補佐官に指名したユダヤ系のエマニュエル民主党下院議員は15日までに、自分の父親が息子の補佐官就任でオバマ氏が親イスラエル化することを期待するとの趣旨の発言をしたとして、在米アラブ人団体に謝罪した。
 父親はイスラエル紙マーリブに対し、「息子が首席補佐官に指名されたことはイスラエルにとって好ましい。もちろん彼は大統領が親イスラエルになるよう影響を与えるだろう」と述べた。(2008/11/15-16:18)
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http://mainichi.jp/select/world/news/20081028k0000m030074000c.html?inb=yt
イスラエル:リブニ外相が組閣断念、総選挙前倒し

 【エルサレム前田英司】イスラエルの最大与党カディマを率いるリブニ外相が26日、組閣期限を残しながら新政権の樹立を断念したのは、連立交渉に翻弄(ほんろう)されて政治手腕を問われる前に国会の解散・総選挙へと主導して、次期首相を狙う「指導者」の決断力を示したとの見方が強い。ただ、政治状況は有利でなく、展開は見えない。また、中東和平交渉やイランの核問題などの懸案を抱える中だけに、地域情勢の混迷にも拍車がかかりそうだ。

 「首相になるためにこの国の政治経済を危うくする『取引』には応じない」。リブニ外相は26日、ペレス大統領に組閣断念を報告した後の記者会見で、政争にあらがう強い指導者像を演出した。

 リブニ外相にとって、組閣の「失敗」は避けなければならなかった。組閣期限(来月3日)まで長引いた末に頓挫したり、少数与党政権を目指して「造反」に覆されたりする事態になれば、求心力の低下は必至だ。自ら組閣を「断念」するのが次善の策だった。

 だが、総選挙の前倒しは「賭け」でもある。

 27日付の最大紙イディオト・アハロノトの世論調査によると、現時点で選挙を実施した場合の獲得議席は、中道右派カディマ29(現有29)▽右派リクード26(12)▽中道左派・労働党11(19)▽宗教政党シャス11(12)--など。カディマは第1党を死守するものの、右派への支持は堅調だ。イスラエル紙ハーレツのアキバ・エルダー論説委員は、イランの核開発の脅威などで「世論は(潜在的に)右寄りになっている」と分析している。

 中東和平交渉でリブニ外相は、パレスチナとの「2国共存」を掲げ、聖地エルサレムの帰属を含めて包括的に協議する方針を示してきた。今回の組閣断念は、シャスが政権入りの条件としてエルサレム問題を議題にしないよう確約を求めたためとされる。次期政権の枠組み次第では、交渉がさらに足踏みする可能性も指摘されている。
【関連記事】

* イスラエル:連立断念、総選挙へ…中東和平交渉さらに停滞
* イスラエル:リブニ外相「組閣か選挙か、26日に判断」
* イスラエル:リブニ外相、あす組閣可否を判断 ぎりぎりの調整に

毎日新聞 2008年10月27日 21時31分
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http://mainichi.jp/select/world/stopcluster/news/20081007k0000m030059000c.html?inb=yt
クラスター爆弾:イスラエルが米国製止め自国「改良型」に

 【エルサレム前田英司】イスラエルは、不発弾の被害が国際問題になっているクラスター爆弾の調達・補充について、主に米国製を購入してきた従来の方針を転換し、今後は自国の軍事企業が開発した自爆装置付きの「改良型」に切り替えることを決めた。ロイター通信などが伝えた。

 自爆装置は、クラスター爆弾が着弾時に不発となっても、一定時間がたつと自動的に爆発して不発弾として残るのを防ぐ機能。国営軍事企業イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ(IMI)が86年に開発していた。自爆装置のない「旧型」の不発率が30%超とも言われる中、IMI製は不発率1%未満の「改良型」とされ、同社は「不発弾問題の解決策になる」と強調している。

 イスラエルはこれまで、米国からの多額の「軍事援助金」を活用して、米国製のクラスター爆弾を調達してきた。イスラエル国防省筋はロイター通信に対し「(06年夏の第2次レバノン戦争で)不発弾が市民に強いる代償を認識した」と語り、自爆装置付きに切り替える理由を説明した。

 イスラエルは先の戦争で、レバノン南部一帯に大量のクラスター爆弾を使用。100万発ともいわれる不発弾をまき散らし、死傷する市民が相次いで国際的な非難を浴びた。

 戦後、クラスター爆弾の使用実態を精査したイスラエル軍の調査委員会は「使用は国際法にのっとり、軍事的にも必要だった」と正当化したが、今夏になって当時の国防省幹部が「軍は政府への報告なしにクラスター爆弾を使用した」と発言するなど、見解は揺れていた。

 クラスター爆弾を巡っては今年5月、軍縮交渉「オスロ・プロセス」の会議で日本を含む有志国が事実上の全面禁止条約案を採択したが、イスラエルは米国をはじめとする大量保有国の不参加などを理由に、同調していない。しかし、先の戦争を教訓に、自爆装置付きに切り替えることで、人道面に配慮する姿勢を示したい思惑があるようだ。

 ただ、自爆装置つきでも不発率は「10%近い」とのデータがあり、確実性を疑問視する見方も出ている。
【関連記事】

* STOPクラスター:大反響「クラスター爆弾なんてもういらない。」

毎日新聞 2008年10月6日 19時32分
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