[diary]あてにならないバス会社、ルサカの巨大市場
08/09/11(木) 晴れ
[Lusaka:Zambia]
1米ドル=3500クワチャ(ルサカにて)
・あてにならないバス会社
・予定を変更
・鉄道のチケットを購入
・ルサカの巨大市場
6時過ぎに起床。外は明るい。ベッドに蚊帳はあったものの2段ベッドの上から吊っているから下のベッドに寝ていたぼくのところまで丈が届かず、意味がなかった。おかげで2カ所ほど蚊にやられる。
しばらく日記書きをする。
荷造りをしてから8時過ぎに宿を出る。まずは郵便局に行き、はがきを出す。切手代は日本まで4000クワチャ(約130円)。
それからバスターミナルに行く。昨日、マラウイ行きのバスを出している会社の窓口にチケットを買いに行ったときには予約は受け付けていないから明日9時に来るように言われていた。
9時にはまだなっていなかったが、多少早くても受け付けてくれるだろうと思っていたら、窓口には人影がない。他の会社はすべて窓口に人がいて、チケットを売ったりしているのにぼくが乗ろうとしていた会社だけいない。
9時まで待つ。が、窓口には誰も現れない。窓口の前で待っていたらやや年輩の男性が声をかけてきて、マラウイに行くのかと聞いてくる。そうだと言うと、ついて来いと言う。その人に着いていくと、ぼくが乗ろうとしていたバス会社の名前の入ったシャツを着たおじさんとなにやら話している。一通り話した後、今日のバスは満席だと言われる。おいおい!昨日は予約は受け付けていないと言ったのに、なんで出発時刻(正午)の3時間前なのにバスが埋まってんだ!
しかも、そのおじさんは次のバスは日曜だと言う。昨日、最初に窓口で聞いたときはマラウイ行きのバスは月曜と木曜と言っていた。なのに日曜って、まったくわけがわからない。信用できない。
この時点で、マラウイに直で行く予定は崩れる。国境のまちまでミニバスを乗り継いで行く方法もあったのだが、これから出ると暗くなる頃に国境に着くため、結局1泊しなくてはいけなくなる。なんだか面倒だし、カネがかかる。
というわけで当初の予定の可能性を調べるべくタンザン鉄道のオフィスに行く。当初の予定ではザンビアから鉄道でタンザニアに行こうと考えていた。しかし、出発日が明日(金曜日)だったので、それならここに2泊もせずにマラウイに行こうかと思っていた。ちょうどマラウイ行きのバスもあったし。それがこういう事態になったので、元の予定に戻してみる。
タンザン鉄道(こちらではタザラと呼ばれている)のオフィスはバスターミナルから50mほど離れたところにある。そこのブッキングオフィスに行って明日のチケットが取れるか尋ねる。明日なので満席だろうなと予想していたが、2等は空いているとのこと。できれば4人乗りの1等の方が荷物を取られるの心配が減って良かったのだが、空いていないのならしょうがない。10米ドルくらい安いし。
列車は明日の16時、ルサカの北200kmほどのところにあるカピリ・ムポシから出るそうで、14~15時には行って駅でパスポートなどを見せる必要があるという。
運賃は2等寝台は19万8000クワチャ(約6000円)。ダルエスサラームに着くのは日曜の昼。ちなみに1等寝台は23万7600クワチャ(約7000円)。その場で切符をもらう。国際列車だから豪華な切符かと思いきや、日本の自動券売機で買う切符にそっくり。小さくてなくしそう。
これでマラウイ行きはなし。そのぶん出費は抑えられた(マラウイの首都に行くバスは約5000円だった)。ただ、ここにもう1泊することに。
宿に戻って延泊することを伝え、一泊ぶんの宿代を払う。
宿に戻ったら部屋を移動してほしいと言われたので、荷物を新しい部屋に移す。こちらも8人部屋のドミトリー。
それから宿を出て市街地に歩いて向かう。地図を見ていたら、メインストリートの西側に市場があるようだったので、そちらに行ってみる。
商店が並ぶ通りを西に向かって行くとだんだんと人口密度が上がってくる。道のあちこちに物売りの人たちを見る。やがて左手に巨大な倉庫風の平屋の建物が見える。脇を通り過ぎて裏側にまわりそちらの入り口からこの建物に入ってみる。
中にはいると服屋から電気屋、肉屋、カフェ、靴屋、アイス屋などがひしめいており、二人がすれ違うのがやっとという通路をひっきりなしに人が行き交う。一部の通路はタイピング屋が並んでおり、パソコンを使って文書を作成している様子が通路からも見える。
ぐるぐると歩き回り、適当なカフェで昼食。
それからその建物を出る。その建物の西側(中心市街とは反対方向)には、バラックが集まってできたような市場があったので、こちらも見て回る。CD/DVD屋からは大音量で音楽が流れてくる。暇そうに突っ立っている若い男たち多数。
歩いていたらまた2~3人の若い男たちがチャイナがどうとか言っていたので、その声がする方に目を向けたが、誰も目を合わせようとしない。
さっきのこちらの市場はさっきの屋内型の市場よりもはるかにでかく、ごちゃごちゃ入り組んでいた。売っている物は果物や野菜などの食べ物が多い。なかでも目立つのが干し魚やシラスのような小さな魚の干したもの。海がない国なのでこんなに魚を売っていることに驚く。
こちらの市場はもちろん舗装などはされておらず、道は一部どろどろになっていたりする。が、人の数はこちらの方が圧倒的に多い。歩いていても見られることはあっても話しかけられるようなことはなかった。
しばらく歩き回ってから市場を後にする。
それからまたショッピングセンターに行く。昨日、行ったところとは違うショッピングセンターで、これも中心部からマイクロバスで20分ほど行ったところにあった。こうして市場とショッピングセンターを行き来すると、まったく違う世界が併存しているのだなと感じる。市場では白人の姿を見ることはまずないのだが、ショッピングセンターに行くとこんなにいたんだというくらいの密度で白人を見たりする。
その帰り道交差点でパパイヤを売っていたおじさんからパパイヤを買う。また電車用にペットボトルの水も買って帰る。
日が暮れて以降は宿にて過ごす。
Fin
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