2009年9月26日土曜日

[diary]またも舟が出ず

またも舟が出ず

08/10/16(木) 快晴 40度
[Djibouti Villa:Djibouti]
※レート:1米ドル=175ジプチフラン

今朝もやはり室内は30度越え。扇風機がなければとても眠れない。昨日のんだ薬のおかげか腹の調子は落ち着いた。

舟は夜の9時と言われたけれども、イマイチ信用できないので、8時半頃フロントに行って、どこに何時に行けばいいのかを確認してほしい旨を伝え、また電話をしてもらう。

昨日と同じ番号にかけてもらったのだが、また言っていることが変わったようで、準備ができたら宿にいたおじさんに電話するなどと言っていると言う。そんなこと言われてもおじさんとぼくは常に一緒にいるわけではないから困るわけで。フロントのあんちゃんもこれは怪しいと思ったようで、別の舟を探した方がいいと言う。

9時過ぎ、舟がすぐ出る場合のことも考え、一応、荷物を持って港に行く。すると、港の入り口にいたセキュリティのあんちゃんが、今日は舟はあるけど18時にまたここに来るように言う。怪しいと思いつつも港内に入れないからどうしようもない。

いったん宿に戻り、昼間で部屋でのんびりし、チェックアウトして後もホテルのロビーで本を読んだりして夕方を待つ。

そして17時過ぎにまた荷物を持って港へ。すると入り口には朝方の奴とは別の若い男がセキュリティとしていて、彼にイエメンに行く舟に乗ると伝えると舟はないと言う。そんなことはないと例の電話番号を見せると事務所に行ってそこから電話をかけてくれる。しかし、戻ってきて彼が言うには舟は土曜日に出ると言う。やれやれ。これだ。アフリカ。まったく当てにならない。

土曜日と言ってもどうせまた舟はないと言い出すのは目に見えているので、予定を変更。舟はやめて飛行機で行くことにする。

荷物を持ってミニバスに乗り、中心街に戻る。そして中心街にあるトラベルエージェントに行く。1軒目のエージェントでできるだけ早くイエメンに行きたいと伝えると、次の飛行機は月曜だと言う。なのでここはパス。もう1軒行ってみるとここでは土曜日にあるという。なのでここで即決。値段も往復251米ドルなので許容範囲内。片道なら100米ドル代だと思うのだが、レジデンスの証明書がなければ片道チケットを売ることはできないと言われ、断念。

その場でドルで払う。1米ドル札はなかったので、そのぶんはまけてもらって、結局250米ドルの現金でチケットを買った。

舟で行くことができれば、米ドル換算で50米ドル(7000フラン)ほどでモカまで行けたのだが、宿代が2000円以上するこのまちでは3日もいれば1万円が消しとんでしまうので、舟を待ってもどうせ同じくらいの出費がかかっただろう。それにしてもこんなことになるなら、最初から飛行機を使えば良かった。そうすれば100ドルは節約でき、今頃はイエメンであれこれ見れただろうに。最後の最後までアフリカは当てにならなかったな。

夜は気になっていたベトナム料理屋に行く。一つ一つの料理の値段はまちのレストランの2~3倍。フォー(1000フラン)、餃子(1100フラン)、海鮮スープ(1000フラン)を食べるが、ちょっと期待はずれ。特に海鮮スープは店の特製とあったが、具も少なく味も中途半端に感じる。フォーは麺がなぜかベトベトしていて、ベトナムで食べたものと比べると食べ心地がさわやかでない。リモンが用意されていないのもダメ。なお、テーブルにはキッコーマンの醤油があった。

今日も夜はにぎやか。宿への帰り道に通った通りにはきらびやかな飲み屋などもあって、人通りも多い。フランス人らもたくさんまちに出ている。

気づいたら手帳をどこかになくしていた。まったくよくないことばかり。

また、昨日まで泊まっていた宿に戻り、3500フラン(約2400円)を払って泊まる。


Fin

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