2008年6月29日日曜日

もう1つの100周年祭

詳細はまた書くとして、昨日の速報を。

昨日(2008.6.28)、ブエノスアイレス市内にある民族博物館に行ったところ、そこで発行している機関紙にOkinawaという文字を発見。スペイン語ではあったものの写真といくつかの単語と日付や住所から沖縄出身の画家に関する展示会が行われるらしいということがわかり、かつその開催期間に今週末も入っていたので、さっそく住所を頼りに行ってみました。

住所の番地の前に来ると立派な建物があり、中には大勢の日系のひとたち 。ポスターには"沖縄アルゼンチン移住100周年"と書かれており、新聞にあった期間中は沖縄文化祭が開かれるとありました。
その建物は在沖縄県人会(だったかな)が運営している建物で日本式でいう2階には沖縄料理店もあり。

here:在アルゼンチン沖縄県人連合会

大ホールでは18歳以下のア子どもらによるル歌のコンクールが行われていました。歌はすべて日本の歌できよしのソーラン節やなんとかじょんから牛節ゼなど多少は聞いたことのある演歌から、シベリア鉄道、博多発なんとかというン聞いたことのない歌、それから最近のヒット曲である三日月(Yuiだっけ?)やタイヨウノウタ、Good bye days、涙そうそう、島んちゅぬ宝、Best Friends、それからぼくには懐かしい壊れかけのラジオンやSay yesといった歌を披露していました。あと松田聖子のあなたに逢いたくて
もあり。

びっくりするほどうまい子もいて、のど自慢よりも見応えあり。

まさかブエノスアイレスでじょんから節などを聞くとは思わず、おそらく歌詞の意味を分かっていないだろう9歳くらいの子が、
女の道を歌っているのはなかなか不思議な感じでしたね。

ちなみに進行表や曲目はすべてアルファベットだったため、なかにはRyoukaとだけあり、歌の内容が想像しにくいものもあり、これまた不思議な感じでした。ちなみにこれは歌を聞いて漁歌であろうということが分かった次第。

ホールの壁にはブエノスアイレス出身の大城クラウディアという人のポスターもあり。それからホールの壁のうえの方には沖縄県内のすべての市町村の旗と名前が
張られていてそれにもびっくり。

聞くと100周年
というのはブラジルのサントス港に笠戸丸できたひとのうちアルゼンチンにさらに移動してきた人から数えて100周年とのことでした。ちなみにアルゼンチンの日系移民の70%は沖縄系の人だそうです。

場内の会話はほとんどがスペイン語で若い子ほど日本語をしゃべるのはむずかしいようでした。

ブエノスアイレスでは今週末と来週末はアルゼンチンで賞をとったりした、日系の画家の展示会などが行われ、8月には大通りで沖縄太鼓を披露するイベントが開かれるようです。

Link
アルゼンチン沖縄県人移民100周年記念website
http://www.okinawaimin.com.ar/home.asp

大城クラウディア 沖縄民謡アルバム発表
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-29152-storytopic-6.html

「アルゼンチン日本人移民史」の紹介
http://fananikkei.exblog.jp/i17/

アルゼンチンに住む日系人について

アルゼンチンの日本人移民の子孫

アルゼンチン日系センター
http://www.angelfire.com/ak5/centronikkeiarg/



2008.6.29 9:50
Buenos Aires,Argentin

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