2008年8月22日金曜日

[Buenos Aires:Argentin]宿変え、映画鑑賞、うちなー文化祭

08/06/29(日) 晴れ

[Buenos Aires:Argentin]


・宿換え
・露店
・ノミの市
・ドキュメンタリー映画鑑賞
・ウチナー文化祭

朝はのんびり起きる。夜はけっこう寒かった。

荷支度をして、宿代を払い、11時前にチェックアウト。歩いて日本人宿に向かう。日本人宿までは歩いて20分ほど。日曜の昼前ということだったが、歩行者天国の店はそこそこ開いており、平日も並んでいる路上の露天商は今日も風呂敷を敷いて商品を売っている。




宿にチェックインする。部屋は二段ベッドが3つあるドミトリー。すべて埋まっている。もちろん日本人ばかり。今日は全部で20人近くが泊まっているよう。




宿代は宿泊日数が長くなればなるほど安くなる仕組みになっている。一泊なら今朝までいた宿とほとんど変わらないが、1週間となると1日あたり200円ほど変わってくる。飛行機のチケットがいつのものになるのかわからない自分にとっては、なかなか都合の良いシステムだ。




昼過ぎに宿を出て、レストランの多いとおりにあった食べ放題の店で昼食。18ペソ+水代で結局22ペソ(約700円)かかったが、分厚い肉から野菜、フルーツ、デザート(ケーキやプリン)まで食べられるから安い。普通の食堂みたいなところでも最低15ペソ(約500円)はするし、そういうところで安いのはパスタやラビオリのようなものばかりで、野菜がまったくと言っていいほど食えないので、野菜不足の解消の点からもこうした店は役立つ。




宿に近くにはこうした食べ放題屋が5軒ほどあり、だいたい店の名前からどこも中国系の人が経営しているらしいことが伺える。値段もおおむね16~20ペソ。ちなみにある旅行者はブエノスアイレスは食べ放題のまちだと言っていた。




歩いて昨日も行った民俗博物館に行く。昨日行ったときに入り口にドキュメンタリー映画の案内があり、それを見に行くことにしたのだ。







映画は16時から。それまでたまたま近くでのみの市をやっているのを発見し、それを見学。若い人から年寄りまでが、さまざまな物を売っている。古本や古着、食器、手作りのアクセサリーや絵、絵はがきなど。食い物がないか探すが見つからず。




映画はアンゴラの独立運動とそれを支援したキューバがテーマ。制作はイギリスのBBCのよう。




30人ほどが入る小さな部屋で映写機を使っての上映会。会場には老若男女30人ほどが集まり、用意されたパイプ椅子ほぼ埋まった。上映に先立ち主催者らしい若い男性(20代)が挨拶をする。もちろんすべてスペイン語なので、ぼくには何を話しているかわからない。




映画は英語のスペイン語字幕でキューバ人が話しをするときはスペイン語なので字幕なし。言葉はわからなかったが、支援に携わったらしいキューバ人の話しぶりなどからアンゴラの現状は一筋縄ではなかったらしいことがわかる。キューバがアフリカの独立運動を支援し、軍隊も派遣していたことはゲバラがアフリカに派遣されたことから知っていた。ある本によれば、キューバに連れてこられた人々のいわば母国を植民地支配から解放するためというのが、キューバがアフリカの独立運動を支援した1つの理由らしい。なお、船戸与一のジンバブエ現代史を描いた小説『蛮族ども』にもキューバ人の助っ人が登場している。




映画を見終わった後、また沖縄文化祭を見に行く。昨日は歌だったが、今日は沖縄の舞踊や音楽をやるというのでそれを見に行くことにしたのだ。沖縄の踊りは日本にいてもなかなか見られないので、この機会に見てみようと思った次第。




昨日と同じように地下鉄で最寄りの駅まで行き、入場料を払って建物の中に入る。




琉球舞踊などを見ていて思ったのが、この旅行の間にたまたま見たこちらの踊りなどと比べると、腰を振ったりする動きがまったくないことに気づく。アフリカ系の踊りとは腰降りとステップの点でまったく違う。動きも基本的にはスロー。こうした違いもなかなかおもしろい。




途中、近くの日本食材店で豆腐と箸を買って食べる。豆腐は400gほどもあるので、それだけで腹が膨れる。味はまぁまぁ。醤油があった方が良い。




この日はあまり遅くならないうちに帰る。21時頃帰途につく。地下鉄はちゃんと動いていた。




あとは宿でごろごろ。




Fin

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