2008年5月4日日曜日

ラパス入り

現在、2008.5.3.午後6時20分です。
50分ほど前にボリビアをラパスに着きました。ラパスはキトなどと同じくでかいです。予想以上でしたね。

四方を山に囲まれており、一方には雪をかぶった山が見えます。確認はしていませんが、たぶん6000mくらいの山です。でも、ここが標高4000mあるので、あまり高い山という感じがしません。相変わらず高山病は問題ないのですが、標高が高いことによる胃の機能低下のせいか、ただの食べ過ぎか腹の調子が悪いですね。ガイドブックにも標高が高いところでは胃の機能が低下するので、ちょびちょび食べるようにというようなことが書かれていますが、地元の人と同じ量を食べると消化にかなりのエネルギーを要するようです。

ちなみにここのネット屋さんは1時間3ボリビアーノスです。1米ドル=7ボリビアーノスなので、ペルーよりちょっと安いくらいですね。店内にはゲームをしている男の子たちが3人ほど。いずれも10代半ばくらい。ぼくの右となりに入るやはり10代半ばくらいの女の子はぼくが入店した時からユーチューブで アニメ`
なると`のスペイン語字幕版をずっとみています。

今晩の宿は日本人が多い宿で1泊約4ドル。ロビーにはこそ泥と偽警官に気をつけるよう呼び掛ける紙が貼られています。クスコで聞いた話では、ペルーで治安対策が強化されたのをきっかけにクスコで活躍していた泥棒がラパスに流れたとか。

ボリビアは南米でも最貧国といわれており、物価も一番安いところです。ペルーと比べても安く、道ばたで売っているパンはせいぜい10円程度というところです。ですが、観光名所は豊富なので、ホテル街にはヨーロピアンや北アメリカからの観光客がごちゃごちゃいます。

ここには3泊ほどしてうまくブラジルのビザが取れれば、ブラジルにダメだったらポトシ銀山などに行く予定です。

では。

La Paz,Bolivia

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

La Paz(=平和)

日本は憲法記念日です。
日比谷公園の前で機動隊を見ました。やれやれ。

世界が平和でありますように。

アメリカでは、民主党の候補者選びが長引きすぎて、両候補のイメージがダウンしたため、共和党マケインの勝つ可能性が出て来たそうです。

南米は反米感情が強いようですが、そういったことを感じることはありますか?

ボリビアで日本人観光客が交通事故で亡くなっています。他人事じゃないですね。テンクイダード。

ぶらぷらびと さんのコメント...

kaw-kaw さま

反米感情については、正直に言えばわかりませんが、あることはあります。言葉がわからないので、まちを歩いている人たちが実際追う思っているかはわかりませんが、壁の落書きなどではあからさまにブッシュを馬鹿にしたものなどを見ることがあります。

ボリビアについて言えば、現政権はキューバやベネズエラと仲良くしているので、それでいうと政治レベルでは反米ということになります。

ボリビアに住んでいる日本人2人に聞いたところ、一般の人は別に反米じゃない。というよりもアメリカがどんなことをしているか知らない。ということでした。ただ一部、若い子がアメリカは嫌いと言っているのを聞いたことがあるといっていました。その人の分析では政府の宣伝やマスコミに影響されて、とのことらしいです。

なので、反米感情は、政治家やインテリレベルと一般の人とではだいぶ違うと想像しています。一般の人はアメリカの動向などを気にするよりも生活に忙しいので、実際にアメリカが何をしているか知らない(これは日本も同じでしょう)。

この点でいうと、おそらく反米感情は中米よりも南米の方が薄いのではないかと思います。中米ではアメリカがあからさまに侵攻したり、軍事政権を支援したり、その国の人が選んだ政府を転覆させたりして多くの人が直接的・間接的にアメリカの影響を受けています(殺された人もめちゃくちゃいます)。それもついこの間の話(80年代から90年代)です。

ちゃんと調べていませんが、その点、南米はまだアメリカの直接的な影響が薄いぶん反米感情は薄いのでは、というのが今の段階の想像です。

ただ、中米でも南米でもブッシュを皮肉ったような落書きはあるのは確認しています。わかるのはそれくらいです。