2008.4.16(水)
・国立博物館
・学生証をつくりに
・焼きバナナ
どのようにここから移動してまわるかのルートが決まらず、またMuseo del Banco Centralという博物館も気になっていたので、結局、この日もキトに泊まることにする。
午前中は昼前まで宿にいる。道ばたで食べたゆで豆や空豆、乾燥させたようなトウキビの実がうまく消化できていないのか、腹の調子がいまいち。
まずは博物館に行く。トロリーバスで近くまで行こうと思ったが、学校帰りらしい子どもたちがいっぱいでかなり混雑していたので、一旦カネを払って乗り場まで入ったのに、乗るのはやめて歩いていく。歩いても20分ほどでそこに着く。
博物館の展示は、アジアから祖先は渡ってきたという話から始まり、今のペルーにあったインカ帝国による侵略に関わる話や、当時の装飾品や発掘された人骨などが展示されている。金の装飾品が数多く展示されているのが、これまで見てきた博物館とは違うところ。
2階にはスペインが入って来て以後の展示になっているが、展示物はキリスト像だとかマリア像ばかり。合わせて50体くらいある。
展示の説明は英語も併記されているが、専門用語が多く、よくわからん。
博物館の後、大学近くのビルで国際学生証が作れると聞いたので、試しに作りに行ってみる。事前の情報では写真2枚と10米ドルで作れたとあったのだが、行ってみると、学生であることを証明する文書か何かを持っていないと作れないと、至極あたり前のことを言われ、断念。ぼくより年上の人が写真2枚で作れたらしいのに、なぜ?とも思いながら、ビルを後にする。
ガラパゴスに行きたい人は国際学生証があると飛行機代の割引が受けられるので、こうしたところで学生証を作って
割引料金で飛行機に乗るようなことをしているよう。
ぼくの場合は、あまり学生割引が使えそうなところには行かないから作らなくてもいいかなと思っていたが、サンホセで見た飛行機の学割価格が衝撃的だったので、もしやアフリカ行くときになんかに使えるかもしれないと皮算用をし
て行ってみたのだが・・・。
中心街に戻る。シモン・ボリバールのモニュメントがある広場を歩いていると、焼き芋に似たにおいがしてきたので、その匂いの方へ行ってみると、焼かれていたのはバナナだった。焼き芋ならぬ焼きバナナ。しっかり焦げ目がついている。
試しに1本買う。0.3米ドル。紙ナプキンにのっけられて渡される。熱い。味は確かにバナナ。ただちょっとすっぱみがある甘い焼き芋だと言われて食べたら、たぶん芋と間違えるくらい味も少し似ている。
バナナを揚げているのなら見たことはあったが、焼きバナナは初めてだ。
それからバスターミナルに明日乗るバスの下見。その途中、道ばたの食堂で湯気が立っている白い飲み物が売っていたので、もしやこれはグアテマラにもあったArroz con leche(米粒入りの甘いホットミルク)かと思い、飲んでみると味はほとんど同じだが、入っている粒々の歯ごたえが米にしては硬い。トウキビのような気もするが、確信が持てない。
店のおばさんにこの粒を指さしながら、お米かどうか聞いたが、おばさんは、"Morocho(モロチョ)”と、この飲み物の名前を言うばかりで、ぼくが聞きたいことを悟ってくれない。名前が違うから中身も違うと考えてもいいが、何がどう違うのかが気になる。
それからバスターミナルにバスのスケジュールを調べに行く。
ぼくは、まだエクアドル内をどう移動するか決めかねていた。当初、マングローブ地帯に作られたエビの養殖場を見に、キトから北西にある太平洋側の村に行ってみようかと思ったが、スペイン語ができない旅行者が一人で行くには、交通の便や宿泊の面でなかなか難しいらしいことがわかり、それはやめにした。
それでも太平洋側に行ってみたかったので、Manta(マンタ)というまちに行こうかと思い、バスターミナルでマンタ行きのバスの時間を聞くと、今晩10時半発で明日の朝8時半頃着くバスがあるらしい。聞くと、明日はそのバスはないと言うので、今晩出るか思いながら宿に帰る。
しかし、夕方過ぎからなんだか熱っぽくなってきたため、宿でしばらく様子をみることにする。一眠りしても、まだ熱がとれない。結局、マンタ行きも変更し、バスの本数も多い、アマゾン側に行くことにする。
夜はひたすら寝る。
2 件のコメント:
Arroz con leche,好きですね。どうも私は好きになれないのですが。ホットだと美味しいのかな。
kaw-kaw さま
Arroz con lecheが好きというよりもどっか違うのかと思って試した次第で。でも、けっこう好きなほうですね。ぼくは冷たいのも温かいのもオッケーですよ。くせのある甘さなので、人によっては受け付けがたいかもしれませんね。
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