2008年7月16日水曜日

移民の日、慰霊祭、ぶらぶら

08/06/18(水)

7時過ぎに起床。ちと寒い。1階のリビングでニッケイ新聞、サンパウロ新聞を読む。

今日は移民の日、また100周年の日ということでそういう記事が多い。

10時頃宿を出る。日本週間ということで、いろいろな催し物が行われているアニャンビーという国際展示場などがあるところに行く。

地下鉄に乗り、昨日同日のおじいさんから聞いた乗り換え駅で降りたが、間違って記憶していたことが判明。乗り直しチエテという駅まで行く。

そこから無料のバスが出ていると言っていたのだが、あたりをみてもそれらしきバスがない。行けばわかるかと思っていたが外れ。細かいことを聞いていなかったため探すこともできず。近くの交番で警察に聞く。流ちょうなポルトガル語で教えてくれたが言葉はまったく聞き取れず。幸いジェスチャー付きだったので、それから読みとれたことを元にバス乗り場まで移動。

無料ではないが有料のバス停を発見。日系らしいおじさんとおばさんが1人ずつバスを待っていた。

バスはキングストンで乗ったバスの作りに似ていた。料金を集める人が中におり、その人にカネを払わないと回転バーが回らず降りたりすることができない。料金は2.2ヘアル。

10分ほどすると、体育館のような建物の屋根が見え、その奥に鯉のぼりが見える。

バスは展示場の入り口で停車。降りるとすぐが入り口になっていた。中に入ると若い日系の男女が受付をしていた。はじめポルトガル語で何か言われ、分からない様子をしているとつたない日本語で説明してくれる。プログラムのパンフを販売しているらしく1ヘアルだという。日本語のはないか聞いたところ日本語のものはないとのこと。記念に1冊購入。

入場者を数えるためらしい回転バーを押して中に入る。中は白と赤を基調にした空間になっており、なかなかしゃれた設営がなされている。

ある部屋では折り紙教室が開かれ、ある部屋ではコスプレの衣装が展示されていたり、マンガの人物を描く教室が開かれている。また、音楽に合わせてステップするゲーム機や介護ロボット(?)の展示、キティちゃんのコーナーなどもある。天井にはマンガのページをやぶいて魚の鱗のようにぶら下げられていたり、アニメのポスターなどもあり。

食事コーナーには寿司もあった。基本的に日系人が圧倒的に多く、ゲームやマンガなどに関するところには非日系人の子ども(10代くらい)たちが多かった。

13時からあった慰霊祭をぼくも見学。なんとか会長といった人たちが追悼の文を日本語で読み上げる。坊さんたちによる読経もあった。こういう場合はどの宗派のお経をあげることになっているのだろうか気になる。

夕方、アニャンビーを出てチエテのバスターミナルでフロリアーノポリス行きのバスの値段と時間を調べる。ブラジル最大のターミナルということでどれだけでかいのか期待していたのだが、確かにでかいが想像以上ではなかった。

それから移民博物館に行こうとするが、最寄り駅からの道を間違え、また閉館時間も近かったためそのままセントロまで歩く。

地下鉄駅入り口の広場やいくつもの道路が交差しているところにある緑地帯などにはホームレスらしき人らが多い。

セントロの店でX-Saladaというハンバーガーとアサイのジュースを夕食代わりに食べる。合計5ヘアル(約400円)。

ハンバーガーはなかなかでかく、すばらしい。日本と違うのは会計の仕組みで、カウンターにいる人に適当に注文すると支払う合計金額を書いた紙を渡される。その紙を持って食後なりにレジに行ってお金を払う。入り口も広いからなんだか食い逃げがしやすい仕組みのように思うが、こうしたやり方が定着しているよう。

日がくれて以降は宿で過ごす。

Fin

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