関節朗「パラグアイにおける大豆不耕起栽培」『農業及び園芸』第74巻・第10号、11号、1999より
パラグアイでの不耕起栽培の呼称:Siembra directa
1.導入の背景
・大豆への栽培作物の転換
・平均栽培面積200ha
目的:土壌浸食の防止←耕地はテーラロシアという粘土質土壌で、乾くと大型機械でも耕起・砕土できないくらい固くなり、雨が降ると粘着性を増し、流失してしまう。
副次的目的:適期播種、出芽促進、生産費低減
2.可能にした技術など
・播種機の改良
・除草剤の改良
・一人の入植者の実験的導入による成功
3.1999年時点の実績
日系移住地の大豆栽培面積(約5万ha)のうち95%以上、パラグアイ全大豆栽培面積(約95万ha)の40%で導入されている。
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