2008年2月18日月曜日

サンアンドレス・ララインサール--サンクリストバル 1日目 その2

2008.2.14(木) その2

メルカドの周りには周辺の村々に行くためのターミナルが6~8か所くらいある。それぞれ駐車場みたいなところもあったり、ただのバス停みたいになっているところもあったりで、どれが自分の行きたいところに行くのか、最初は探すのが大変。

道ばたで運転手が、大きな声で行き先を言っているのだが、なかなか見つからない。4人ほどに聞いてやっと目的のターミナルに着く。その入り口に着くと、運転手のような人が、どこに行くのかと聞いてくるので、行き先を告げると車を案内される。

車はコレクティボと呼ばれている車で、後部座席が8席あるバンだ。何時に出発するかは決まっていないようで、座席が埋まったら出発するスタイルのよう。

ぼくが乗ったときにはすでに6人ほど乗っていた。15分ほど車の中で待って、ほぼ座席が埋まったところで出発。車は新調したばかりなのか、とてもきれいだ。

外は快晴。ぽかぽかした陽気に誘われ、寝てしまう。

1時間後、急な坂道を登り終えたてっぺん部分で車は止まった。教会のような建物が見え、その前は小さいが広場になっている。

その広場では、野菜や果物を売っている人やジュースを売っている人、ここで解体したのかと思ってしまうような肉の塊を売っている人などがいて、店舗数として数えると20店くらい露店が出ている。

女性はほとんどがいわゆる民族衣装を着ている。

ぼくはまわりをぷらぷら歩く。
あちこちから鶏や牛などの鳴き声が聞こえてくる。

そう言えば、サンクリストバルに来て初めて見たのが、緑がいっぱいの山々と川らしい川。

これまで通ってきたメキシコでは、ほとんどの山に木がなく、川も細いものしか見たことがなかった。

ここは木々も豊富で、遠くから見ているぶんには日本の山を見ているのと変わらない。そのせいか、家の造りも石や煉瓦だけでなく、木材を使った家がある。また、燃料として使うのであろう薪が家の壁の外に積み上げられている。

家はいわゆる掘っ立て小屋のようなもので、外から見た限りでは2部屋か3部屋くらいしかなさそうな大きさがほとんど。畳でいうと9~15畳くらいか。その中に台所から何からが全部つまっている。たいてい子どもが3人はいるようなので、5~7人でそこに住んでいるよう。

畑には枯れたトウキビの茎(?)が立っており、その中を鶏がうろちょろしている。見た範囲では、あまり葉物などを植えている家はなく、バナナなどの果物の木も見かけない。

市場では柑橘系の果物やバナナ、マンゴー、スイカなど果物が豊富に売っていたが、それらはまた別の畑で、あるいはもっと奥地で栽培されているのだろうか。

昼飯を食っていなかったので、広場に面して立っていたタコスの店で食べる。グアダラハラなどのように、タコスの選択肢はあまりないようで、具は1種類ほどしかないよう、何個かと聞かれるので3つ頼む。これで6ペソ(70円くらい)。安い。

織物がきれいなまちということで、来てみたのだが、どうも辺りには見あたらない。一人だけ庭先で織物をしている人を見た。

道を歩いていると子どもがじっとをこっちを見るが、話しかけたりはしてこない。大人の人たちもじっとこっちを見ることがあるが、見ているだけ。

ガイドブックには村々に行くときは単独行動はしない。ツアーに参加すると安全が増すとあったが、あまり危険な感じはない。かといって、フレンドリーでもなく、そう言われると大人の人はちょっと警戒しているのかな、という程度。ただ、サパティスタのことはあるが、ただふらつくだけだったら大丈夫そう。

1時間半ほどふらついて、サンクリストバルに戻る。帰りも行きと同じ車。運転手は客が集まるまで、おしゃべりをしている。

やっぱり車の中で20分ほど待って、発車。
そして、やっぱり車の中でうとうと。

サンクリストバルに戻って、メルカドで買い物をする。旅行中は基本的に自炊はしない主義だが、売られている野菜がどんな味か知りたくなった。

一番単純な塩味のスープにしようと具材を探す。葉物は虫や農薬が気になるのでパスし、根菜類ばかりにする。母親と一緒に10歳くらいの女の子が売ってたトマトに、たまねぎ、じゃがいも、人参、にんにくそれからいりこ。あとデザートにマンゴー。他にもいろいろ買いたかったが、ここにいる間に食べきれそうにないので、それだけ。

にんにくは、日本では小さすぎて売り物にならないとされるようなものだったが、5玉(?ニンニクの数え方がわからない)くらいついて5ペソ。トマトやその他の根菜類もだいたい1kgくらい(個数でいうと8個程度)でやはり5ペソ(60円くらい)。

マンゴーはちょっと高く、やはり8個くらいで10ペソ(100円)。いりこは300g程度で10ペソ。

計45ペソ(500円程度)だったが、これで10人ぶんくらいのスープは作れそうだ。

宿に戻り、早速調理。火が弱そうなので、野菜は薄く切る。台所にはマッチで火をつけるタイプのガス台があり、そこに水と大量のいりこを入れた鍋をかける。

火力は以外に強く、日本のものとあまり変わらない感じを受ける。ただ、宿主によると不完全燃焼しやすいらしい。

20分ほどでできる。

トマトを入れたので、トマト+塩味のスープに。

じゃがいもなどの味はたいして変わらないが、トマトの味が明らかに違う。形も日本で一般に売られてるものより縦に長いので、品種が違うのだろうが、程良い酸味がある。これでトマトソースのスパゲティを作れば絶対うまいと思う。

そんなで1リットル近く作ったスープを一人で完食。その時点で18時頃だったのだが、その後、8時頃になて、泊まっている人たちは次々と食事を作り出す。居酒屋などでバイトをしていたという人が中心になってやっているよう。

ぼくは満腹になったし、面白そうな本があるので、それを読んだり、ここに泊まった人たちが書き残していった各地の情報ノートを読むが、朝が早すぎたこともあり、早々に寝る。

同じ宿に泊まっている人たちは、台所にある円形のテーブルに集まって、何やらしゃべっていた。

おわり。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

自炊ですか。なかなかやりますねー。
ニンニクは「アホ」なんですよね。

ぶらぷらびと さんのコメント...

kaw-kaw さま
市場では名前を聞きませんでしたが、たしかにニンニクのことをAjoと書いて アホと言います。そのうち簡単なスペイン語話でも書きたいと思いますが、まだネタが足りませんね。