2008年2月6日水曜日

ロサンゼルス滞在記 その2 本屋を探して:再+ファーマーズマーケットに行く




(2008.1.31 前編)

七時過ぎに目が覚める。同じ部屋の韓国人も起き出してきて、今日はどこに行くのか聞かれたから本屋と日系人の博物館に行くと答える。彼の行き先を聞くと、ディズニーランド!と弾んだ声で言う。

宿の朝食(食パンとコーヒー)を食べる。

結局、昨日は辞書を買えなかったので、今日も本屋探し。それにしてもダウンタウンにあれほど本屋がないとは思わなかった。昨日、街角でガイドさんがくれた地図の本屋の欄には5店舗ほどしかなく、うち2店は名前からするとデザインとかに特化している本屋のようだった。

だから、今日はダウンタウン以外で探さなければいけない。どうやって、本屋を見つけようかと思案。ネットを使う手もあるが10分で1ドルなので、おそらく見つかるまでに結構カネがかかると思い、この方法は却下。ホテルのスタッフの男どもは感じが悪くて聞く気にならない。フロントにあったイエローページを見たが、いまいち引き方がわからない。

結局は、ハリウッドのインフォメーションセンターに行き、そこで聞くことにする。

しかし、観光案内所が開くのは10時なので、しばらく時間がある。

今日はもう一つ、ファーマーズマーケットに行きたかったので、先にそちらに行こうかと考える。ファーマーズマーケットは、8時からやっているようなので、9時前に宿を出たものの、どのバスに乗って良いかがわからない。

昨日入手したロサンゼルスのガイドに、ファーマーズマーケットの記事があり、それを切り抜いてきたところ、FAIRFAXとあった。だけど、どのバスがどこに行くかがわからない。

通り過ぎていくバスを眺めていていたとき、ふいにFAIRFAXという文字が目に入る。そこで、同じ路線のバスを待つが、なかなか来ない。やっと来たと思ってたら、自分が立っていたバス停には停まらず、手前のバス停かなんだかわからないところに停まり、客を乗せ過ぎ去ってしまう。そこまでの距離わずか10mほど。手を挙げたが気づかれず。ああ。

そうこうしているうちに10時になってしまったので、方針を変更。先にハリウッドにあるインフォメーションセンターに行き、本屋を教えてもらった。

ねらい通りここのおにいさんは、すぐにここがいいだろうと、隣の駅近くにあるBORDERという本屋を地図上に場所を記しながら紹介してくれた。

早速、地下鉄に向かう。今日は、バスや地下鉄にたくさん乗る予定なので、地下鉄の券売機で5ドルの一日券を買い、まずは隣駅へ。

そこで本屋に行って、目的の辞書とあとはこっちで買う予定だった南米とアフリカのガイドブック(いずれも『ロンリープラネット』で40~50ドル)を買う。値段は、日本で買ってもたいして変わらなかった。

もう1冊、ミンツの『甘さと権力』の原書がないか調べたらペンギンブックから出ていることがわかる。しかし、ここには在庫がないよう。レジの人に聞いてもないという。

結局本代として102.7ドルの出費。買った本だけでけっこうな重さの荷物になったので、バスで宿に一旦帰り、本を置く。

それから、ファーマーズマーケットに行く。今度は、ちゃんと目的のバスに乗ることができた。しかし、どこで降りたらいいかわからず、一度、適当に降りたら早く降りすぎたようで、もう一度乗り直し、運転手に確認し、ようやく目的地に着いた。

ファーマーズマーケットは、予想していたよりもショッピングセンター的な要素が強いところだった。八百屋や魚屋よりも食堂などの方が多く、同じ敷地内には服や生活雑貨の店も建ち並んでいる。

食堂が集まっている一帯には、平日にもかかわらず、家族連れや友達連れなどが多く来ており、食事している。なんか遠くにスーツの軍団がいるなと思ったら、日本人ばかりの研修か何かの集団だった。

昼飯を何にしようかと見て回ったが、すさまじいでかさの肉料理系が多く、また値段が10ドルを超えるようなところばかりで、なかなか決められない。2周ほどして、結局、値段もそこそこで、一番、ヘルシーそうなMoishe's villageというおばさん2人でやっていた店にする。ベジタリアンプレートというのがあったので、それを頼む。これは4種類のおかず(Fasuia,Nivig,Swiss chard,Zucchini Ikra)にトルティージャみたいなのが5枚ほどついて7.75ドル。量には満足だが、食べてみると味が、ヨーグルト和えをのぞき、トマト味ばかりで、しかも塩気が濃かったため、途中であきる。

食事が終わってから、辺りのショッピング街をふらつく。そしたら本屋を発見。今度の本屋は大きかった。吹き抜けの建物で真ん中にエスカレーターがあり、4階建て。検索機械で目的の本を探すと在庫があったので、それをプリントアウトする。すると出てきた紙には、アマゾンのリコメンド機能と同じく、おすすめの本のリストまで印字されていた。

目的の本をゲットし(15ドル)、それからWhole Foods Marketというオーガニックの食材を扱っているスーパーをまわる。

*写真は、ファーマーズマーケットのお店と昼に食べたもの、スーパーで売ってた果物の詰合せ

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