2008.2/9 後編
やっぱり首都は違った。物量がグアダラハラとくらぶべくもない。人口規模で言えば世界最大とも言われているから、そうことで言えば適正なのかもしれないが。
まずメキシコシティに来て初めて見たのが、鶏の足(ももじゃなく足首からつま先までのところ)を湯がいたようなものを屋台で売っており、それを歩きながら食べている人もいる。これは未体験。
それからバナナをあげたもの。インドネシアではピサンゴレンといって、それ用の小さな青いバナナを使ったものがあったが、ここは日本で通常売っているサイズのバナナを丸ごと、または斜めにスライスして揚げている。
さらにエロDVD専門の露店。おそらくアメリカのもののコピーと思われる。これが子どももみんなが通る通りで堂々と売られている。それから、スーツ屋。グアダラハラやグアナファトでも1店か2店は見たが、ここには一つの通りに10店以上並んでいる。
ちなみに今日、歩いたDolores通りは500mくらいにわたって、ひたすら店が続いていた。特に服屋と靴屋が集中してる。他の地域を見ることができなかったが、こういうふうに地域ごとに特化しているのか?
Dolores通りは、歩道に露店が並んでいて、3人並んで歩くのは難しいくらいの幅しかない。そして、人でごったがえしていて、普通には歩けないほど混雑している。露店の種類はだいたい決まっていて、DVD屋、CD屋、時計屋、工具屋、服屋というパターン。
人はグアダラハラよりも白人系や少ない感じがする。また、メキシコでは初めてアフリカ系の人を見た。
ふらふらしていたら市場につく。確認したらサンフアン市場というところだったよう。もう夕方ということで店じまいしているところもあったが、1周ぐるっと回った後に、El Angels de San Juanという店で食事をする。いろいろ聞かれるが、わからず適当に返事をして料理を出してもらう。どれもうまい。スープはトマト系の味で、具は巻貝状のマカロニみたいなものだけ。肉はたたいて伸ばした鶏肉のよう。アボカドを使ったソースみたいなものはぴりりとしていてうまい。ご飯はパサパサしているが、チキンライスみたいな味であまり温かくなくてもうまい。
中国の正月祝うイベントが開催されていて、中国系の店が並ぶその通りもまたカメラを持ったメキシコ人でごった返している。
高校生くらいの女の子ふたりが、名前を漢字で書く商売をしてて、常に順番待ちの人が並ぶくらいに繁盛している。値段は5ペソ。中国系の漢字とそこにひらがなを書き込んでいる。
中国のものがこんなに珍しいなんて、やっぱオリエンタルなんだな。
空からは雨がポツポツと落ちてくる。暗くもなってきた。その通りでは舞台が用意され、中国雑技が始まるようだったが、見ずに帰る。
終わり
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