(2008.1.30午後)
腹は減ってなかったので、宿で必要な作業をした後、早速、ダウンタウンへ行く。目的地は本屋。スペイン語の辞書を買い忘れてきたので、ダウンタウンには大きな本屋があるだろうと見込み地下鉄を使って行ってみた。
ロサンゼルスのガイドブックは何も持ってきていないので、適当にオフィス街を思わせる7th st/METRO CENTERという駅で降りて、地上に上がる。
地上に出たら、道路の反対側のビルの中にポストオフィスが見えたので、もしやそのビルに入っているかもしれないと、行ってみる。
しかし、1階のフロアをちらっと歩いたところ見あたらない。
ビルを出て、左右を見たら左の交差点のところでダウンタウンガイドと英語で書かれた腕章みたいなのをしている人がいたので、その人にダウンタウンの地図をもらい、本屋がないかを訪ねる。すると今、入っていたビルの地下に本屋があるというので、また戻ってそこに行くが、小さな本屋で辞書は置いていなかった。
【びっくりのロサンゼルス中央図書館】
ダウンタウンの地図を見たら、今いるところからわりと近くに図書館があり、またその近くに本屋があることがわかり、図書館にまず行くことにする。
図書館の入り口に続く通りを入ったら、まずその外観に驚いた。宮殿みたいな建物で、いかめしい。
中に入ると、今度はエスカレーターがあることに驚き、さらに各階の案内表示を見て、地下4階まである(あったと思う)ことに驚く。
さらに子ども(kid's,teens)のコーナーが充実していて、ある一角がすべて子ども向けのコーナーになっている。そのコーナーには本の他にパソコンが数台あり、見るとほとんどの子がゲームをしている。
その子どものコーナーに"Library Events For Chirdren,Teens,Adults"と書かれたA5版程度の冊子があったので1冊もらい、中を見るとロサンゼルス内の7つの地区に分けて、それぞれの地域でどんなイベントや講座があるかが紹介されている。しかも、そのほとんどが無料らしい。
中央図書館で言うと1月には合計40ちょっとのプログラムがあるよう。具体的には英会話教室や英作文の教室、インターネットや電子メールの使い方講座などがある。目を引いたのは、専門家を呼んでの例えばムハンマド・ユヌスに関する講義やHistory Interviewと題して、第二次世界大戦の元兵士に対する公開インタビューのプログラムがあったこと。さらにfor teensとして、Xboxで遊ぼうというプログラム(しかもスナック付き!)があったり10代向けの金融講座があったりした点。
日本の図書館とは簡単には比較できないが、こんなにも幅広く展開しているとは思わなかった。
あと目に付いたのは、クッションの上とか床に本が放置されていること。これはいただけない。
図書館を出て、CARAVAN BOOKSという本屋を探す。近くにあって名前からしてけっこう充実しているところかと思ったのだ。
位置がなかなかわからず、2回ほどビルのフロントの人に聞いてようやくたどり着く。
店は木製の内装の小さな本屋で古本屋だった。店内は整理が行き届いて、レイアウトもよく、とても雰囲気がいい。
奥では髭をはやしたお茶の水博士のような店主が本を読んでおり、棚を見ていると"Can I help you?"と話かけてくる。ぼくが辞書を探していると伝えると、「ない」と即答。それからしばらく本棚を見ているとニグロリーグの本とイグナシオ・ラモネがカストロにインタビューした本がそれぞれ40ドルで置いてあったので、心が動く。が、分厚く重そうなので、荷物になるだけと心を鬼にして店を出る。
それから、適当に歩いているとスペイン語が飛び交う通りに出たので、そこを一通り歩く。日系人の博物館に明日行くので、だいたいの場所を把握しておこうと思って歩いてみたが、よくわからずだんだん暗くなってきたので、退散。
地下鉄で宿に戻り、シャワーを浴びる。時差ぼけのおかげで地下鉄の中でもうとうとしていたので、6時過ぎにはそうそうに寝る。
おわり
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