2008年2月23日土曜日

メキシコ出国とキューバ入国

2008.2.20(水)
キューバ1日目

目が覚めたのは5時半頃。さすがにこれくらいの時間だと少しは涼しいが、徐々に蒸し暑くなってくる。

8時くらいになると、じっとり汗がでてくるくらい蒸し暑い。葉書を出しに外に行き、戻ってきて荷物の準備。ここの宿はただで荷物を預かってくれるというので、キューバなどに行っている間には必要なさそうな本を別途かばんに整理する。

それからメキシコにいるときはバスの車中などで役立った冬用の上着も置いていくことにする。

9時になってから近くの銀行に行き、あまりそうなメキシコペソをユーロに両替。キューバではユーロが断然に両替率がいいらしい。ただ、日本円があれば、日本円でもいいらしい。日本円からユーロにする手数料を考えると、あまり変わらないらしいから。

10時前に宿をチェックアウトする。持ってきた本のうち20~30冊ほどを宿に預けたので、荷物が軽く、気分がいい。

空港までは、宿のすぐ近くのバスターミナルからシャトルバスが出ているが、空港行きと書いてある路線バスを昨日見たので、それに乗ることにする。そっちの方が圧倒的にやすいから。

が、バス乗り場と思われるところで待っててもなかなか来ない。乗り場が違うのかと思い、昨日、そのバスを見かけた道路沿いまで歩いて行き、待つがやはり来ない。

きちんとは確認していなかったのが、まずかったかな。

バスターミナルからは15分や30分に1本の割合で、空港へのシャトルバスが出ているから、そこに戻る手もあったが、戻るにはちょっと面倒なくらい離れてしまったので、タクシーで行くことに方針を変更。

道ばたにあるタクシー乗り場に行って、空港に行きたい旨を伝えると、運転手のおじさんは15ドルと言い出す。おいおい、出たよ、15ドルってどんだけとるんじゃと思い、No、と言う。タクシーだと早くつけるなんて言うが、無視。

別のタクシーに聞こうかと向きを変えると、別のおじさんが40ペソと言う。いきなり4分の1になった。まぁ、それならとそのおじさんの車に行く。

すると、助手席の所では空港のマークが胸に入っている女の人が、携帯でなにやら話しており、後部の座席にはジャケットはないがスーツ姿の男の人が、1人すでに座っている。安くなったのは、これが乗り合いタクシーだからだった。

例のごとく乗客が4人集まるまで発車しないから、当然、予定は立たない。ただ幸いなことにあと1人だから、そんなに待つこともないだろう。そんなことを思いながら、5分ほど待つ。

空港には出発の3時間前にチェックインするよう言われていた。空港まではバスで30分と聞いていたので、順調にバスに乗れれば4時間前くらいに着くように宿を出た。具体的には飛行機の時間が14時半なので、10時に宿を出ていた。

しかし、すでに宿を出てから30分が過ぎている。もしあと1人が、あと15分たっても来ないようであれば、自分が2人分払うから車を出してくれと頼もうか。そんなことを考えはじめたときに、30代くらいの男性が登場!

これで4人そろい晴れて車は発車。ぼく以外の人は、車中で携帯でメールをしたりどこかと連絡取ったりしている。

車はときに80km/時までスピードを上げながら走る。一緒に乗っている人たちが空港の方面だけど、別のところで降りる予定をしており、車があちこち寄り道したらどうしよう、という若干の不安はあったもののそれは杞憂に終わった。

20分ほどで、寄り道することなく無事に空港に到着。

40ペソだったが、50ペソ札しかなかったので、それを渡し、「お釣りはとっていて」とスペイン語では言えないから、お釣りを探すおじさんにNoとだけ言って、去る。ちょっとかっこいい。

空港にはいると各航空会社ごとのチェックインカウンターが50mほどにわたって並んでいた。ぼくが乗るクバーナ航空の名前を探して歩くが、見あたらない。

なので、空港のインフォメーションで聞くと、3つ向こうにあるという。たしかにクバーナはあったが、そこはチケットを売る窓口だった。でも、同じ会社の人だからわかるかなと思って、どこでチェックインできるか聞くと、スペイン語でべらべらとなにやらいいながら、すぐそこを指さす。

そこには、20人くらい列ができているが、列の先頭が並んでいるチェックインカウンターには会社名の表示がない。他であれば会社名とそのマークが壁に貼られているのだが、そこは空白。

う~ん、ここでいいんだろうかと思いつつ、でも、キューバだからさもありなん、と思いながら列に並ぶと、すぐにぼくの後ろに並んだヘミングウェイみたいなじさんが、前に並んでいた人にこの列はハバナ行きかと聞いて、”Si”と答えていたので、ようやく確信できた。

ぼくの前に並んでいたのは、親子と思われる成人男性2人組で、どでかいボストンバック4つとさらにちいさなリュック2つを持っている。かぶっている帽子にはMiamiとあるから、キューバを脱出した親族なり知り合いなりがアメリカのマイアミにいるのかもしれない。まぁ、帽子だけでそんな判断はできないけど、何年構えからキューバ政府はそうしてキューバから出ていく人たちに対し、以前よりは慣用になったとどこかで聞いていたので、可能性としてはありえるだろう。

その前に並んでいる人たちも何キロあるんだろうというくらいの大荷物。ちなみにぼくの前に並んでいた人たちの荷物は計量しているところを見たら1つ22kgほどあった。だから計100kgはありそう。

列で待つこと30分。ようやくチェックインが始まった。電源が入っていなかったチェックインカウンター上部の電光掲示板にはちゃんとクバーナのハバナ行きと表示が出た。

チェックインカウンターの前には、日本でもある列の誘導ポールが蛇の目に張られているが、並んでいる人がポールポールの間を結ぶひもを勝手にいじって蛇の目を解除し、まっすぐにする。そして、こうしたらいいじゃん!、みたいなノリで盛り上がっている。

しばらくは、そのままでみんなまっすぐに並んでいたが、さすがに並ぶ人が増えたところで、係員が元に戻す。

チェックインカウンターでは、航空券とパスポート、メキシコの入国カードとキューバのツーリストカードを手渡す。対応していたおじさんの隣に断っていた若い男性社員の人がなぜかそのおじさんにちょっかいを出しており、おじさんの胸ポケットにあるボールペンをさっと抜き取ったりしている。

おじさんは真面目に接客しているだが、そんな男が横にいるから、ボールペンを取り返してはまた取られるということを2回ほど繰り返して、おじさんが少し強い口調で何やら言うと、やっとその若い男はそのじゃれあいを止めた。さすがキューバだ。

それ以外は手早く、さっさと手続きは終わる。パスポートとメキシコの入国カードが裏にホッチキスで止められた航空券、それからキューバのツーリストを渡され、それに加えて関税申告書とA4の紙を渡される。

A4の紙には、スペイン語でのみ注意事項が書かれており、英語と共通している単語を見る限りでは税関申告に関する注意事項のよう。

それらを持って、手荷物検査場へ。日本と同じように用意されているプラスチックのケースに手荷物と金属性のものを入れ、X線検査がある。

人間は問題なく通ったものの、ウェストバックがひっかかる。10代にも見える係員の女性が、中を開けろとうので、チャックを開けると、ぼくに手袋をしている手の甲と手のひらを見せ、何も持ってませんよと断った上で、中を調べ出す。

チャックが付いているものや袋に入っているものすべてをチェックして、もう1度機械を通す。そして、サンキューと言われ、終わり。

中に入ると税金無料の店や食事できるファーストフードコーナーがある。ファーストフードはメキシコ料理系とハンバーガー、ピザ屋、それからバーみたいなところがあった。

ちょうど時間は12時なので、飯を食うことにする。ファーストフードコーナーにあるメキシコ料理系の店には客がほとんどいない一方、バーガーキングには10人くらいの列ができている。しかも、次々に並ぶので列が消えることがない。バーガーキングが一人勝ちの状況。あちこちから英語が聞こえてくるので、バケイション帰りのアメリカ人なのだろう。

バーガーキングなどはドル表示だが、メキシコ系はペソ表示。バーガーキングは一番やすいのを見ても7ドル台と高いので、やめる。

メキシコ系のファーストフードにするが、やっぱりこっちも高かった。85ペソ(900円くらい)のパイみたいなののセットを頼む。パイの中身は黒豆とチーズ。ファーストフードなので、たいしてうまくはないが、ヘルシーなぶんだけよい、ということにする。

飯を食った後、搭乗口の待ち合い席で関税の申告書を記入。すべてスペイン語なので、辞書をひきひき、うとうと居眠りしながら記入。

そうこうしているうちに2時間経ち、搭乗が始まる。見たところ同じ飛行機に乗る日本人は8人。女性2人組が2組と、男性2人が1組、あとぼくと女1人旅風の人。いずれも20代と思われる人ばかり。

他の国の人で言うと、カナダやアルゼンチン、メキシコの人がいる。

バスに乗って飛行機へ。

機体の入り口にはロシア語でなにやら書いてある。機内にも案内板は英語とロシア語で書かれている。噂ではかなりひどいと聞いていたが、そこまではひどくない。新しくはないし、緊急時のパンフレットも席によって置いてあったりなかったりだし、テレビもないが、ひどくはない。

ただ、緊急脱出用の浮き道具はかなり古そうで、これは必要になったときにはちょっと怖そうなくらい。

14時半の予定が、空港が混んでいるのかなかなか離陸せず、結局離陸したのは15時15分。

機内では、カナダ産のスナック菓子とジュースなどの飲み物が出される。飲まなかったが、もちろんキューバを代表するラム酒であるハバナクラブも用意されていた。

離陸してから50分ほどして窓の外に陸が見えてくる。そして1時間後には着陸。無事着陸すると拍手がわいた。着陸時に拍手なんて、アルメニアに行った時以来。あのときもロシア製の飛行機だった。

飛行機を降り、入国審査に行く。キューバの入国審査では泊まる場所を聞かれるので、ホテル名と住所を控えて置いた方がいいと事前情報にあった。他にもあれこれ聞かれるのかなと思い、すんなり入れそうな人のよさそうな顔の人を捜す。が、わりと若い人ばかりで似たような感じ。空いたところに入る。

20代くらいの女性で、最初スペイン語で聞かれるが、スペイン語は話せないと断ると英語に切り替わる。

パスポートとツーリストカードを渡すと、どれくらい滞在するのか、目的は何かと聞かれる。ぼくは一度ドミニカに行って、また帰ってくるので、それを説明するとなんだか難しい顔をするので、飛行機の予定表を見せる。すると、、いくらおカネを持っているかと聞いてきて、ドルでは10万円相当と言うと、なんか疑うような顔をし、ちょっと待っててと待たされる。

その人は年輩の職員の人を呼んでなにやら相談している。こんなことになるならドミニカに行くなんて言わなければ良かったと思いながら待つこと5分ほど。

呼ばれてまた行くと、キューバは初めてと聞かれ、OK
となり、"Welcome to Cuba"と言われ、通される。なので、ドアの方を向いて、歩き出すとなぜか名前を聞かれ、答えると笑顔でうなづく。なぜ聞いてきたのか謎。もしやマークされたか?

さて、次は荷物。無事、届いておりピックアップ完了。空港から中心地までのタクシー代が3000円くらいするので、その辺にいた日本人に同じ方向か聞くが、違うところばかり。しょうがないので、一人で乗ることにする。

関税の申告コーナーはあったが、素通りできるような作りだったので、素通りし外にでる。よって、メキシコの空港での翻訳作業は不要だった。

外に出たら、まず両替。45ユーロぶん替える。それからインフォメーションで地図を書う。4.9cuc=550円くらい。

タクシーは客引きがいて、英語で話しかけてくる。聞くと30CUC(クック)と言う。事前情報では25CUCまで落ちるというので、高いというと25CUCまで落ちる。

タクシー代に3000円なんて日本でも使わないけど、しょうがない。

タクシーに乗ると客引きのにいちゃんが、自分にチップをくれという。1CUCのコインを渡そうとすると、No coinという。札は5CUCしかなく、チップで500円超なんて払うかいな、と思うも、このにいちゃんもこうして何も知らなそうな客につけ込んで、あの手この手で稼いでるんだろうなと思い、5CUCを渡す。笑顔でサンキューと言って、にいちゃんはまた次の客を探しに行く。結局、30CUC払ったわけだが、おカネに余裕がなければチップなんて断っても大丈夫だし、客引きを無視して、自分でタクシーと直接交渉することもできるだろう。

あと、実はバスで市内まで行けるという情報もあったが、バス停までけっこう歩かないといけないらしく、ちょうど雨が降っていたので、これはやめた。

こっちはCUCではなく、人民ペソと訳されているキューバ人が一般に使っている通貨で1ペソなので、格安。ちなみに1CUC=24ペソ。

どういうことかというと、キューバは今、二重通貨制をとっていて、観光客=外国人が使う通貨と一般のキューバ人が使う通貨を分けている。以前は、アメリカドルとの二重通貨制だったが、それを2004年から現在のかたちにした。

ちなみにペットボトルの水1.5リットルが1.5CUC、安いホテルでも50だが、ペソが使えるところだとソフトクリームやキューバ式ハンバーガーが1ペソなど。なので、観光客向けの店で買い物をするなら、日本と物価はほとんど変わらないが、ペソを入手して、キューバ人が通常使っている店で買い物をすれば、かなり安く済む。

タクシーの運転手は40歳くらいの気のよさそうなおじさん。車はわりと新しく、音も静か。外の気温は23度となっている。空港の周りはきれいに整備されており、ちょっと那覇空港に似ている感じがした。

先ほどまでの雨はあがった。

車窓から見ての第1印象は、とにかく木が多い。人はメキシコではまず見なかったアフリカ系の人が多く、あと白人系の人も多い。アジア系の人は見た範囲では皆無。メキシコでは宮崎の友達に似ているような人が時折いたが、ここでは見ない。

古いアメ車や壊れかけのバスが、黒い排気ガスを出しながら走る。30年くらい使っているんじゃないかというなチャリに乗っている。一方でメキシコの1等クラスのきれいなバスも走っており、これは意外だった。

道路もよく振動は少ない。運転手は一言も話さない。2人のバイクがちょっとふらふらして進行の邪魔になると、右手を挙げてなにやらぶつくさ文句を言う。

葉物が植わっている畑やぼろぼろのアパート見ながら走ること20分超。ホせ・マルティのモニュメントが見え、右手に古いヨーロッパ式の街並みが見え出す。

宿の住所を運転手に渡していたので、すんなり行くかと思っていたが、細かいところがわからなかったようで、近くまで来たときに何人かに道を聞く。同じ所を2回まわる。

建物の間の道では子どもたちが上半身はだかのまま野球をしている。道ばたで野球をしている国なんて、これまで10数か国まわった中で初めて。もちろん、バットは木切れのような棒で、ボールも手作りのようなボール。まさしく日本の昭和30年か?

どうもぼくが渡していた住所の道路名がちがっていたようで、迷った末に宿があるビルに着く。運転手に25CUCを払う。

さて。入り口のドアを押したり引いたりするが、開かない。そこへ10代後半くらいの男の子が来て、開けてくれる。そして、自分はCASAの人間だという。どうもこの人の家らしい。

エレベーターに案内される。日本と違って、エレベーターのドアは二重になっていて、エレベーターそのものに付いているドアと各階の入り口のドアとがある。見た目は倉庫の入り口のようで、一瞬ほんとに動いているのだろうか疑ったが、ちゃんと動いているようだった。

押しても反応しそうにないボタン。非常ベルもあるがいざというときに使えるのかかなり怪しい。

10階に付き、エレベーターを左に出て突き当たったところが、これから泊まる宿だった。ドアが開いて、男の子の母親と思われる人が中へと案内してくれる。

ここは日本人の人が仲介している宿ということで、食卓では3人の日本人が食事をしていた。春に卒業する大学生(女)2人組と休みをとって来たという31歳の男性。

荷物を置くと、宿帳に記入するように言われる。この家の人は日本語はまったくできない上、英語もほとんどわからないよう。宿帳には日本語で記載事項が書かれてあり、番号を見るとぼくは252番目のようだ。

想像していたよりも家はきれいで広く、ものがある。奥の部屋にはパソコンが見える。部屋に案内されるとそこは日本人ばかりが泊まる部屋のようで、普通のベッドが2つと二段ベッドが一つ。計4人が泊まれ、今日はすべて埋まっている。本棚にはキューバに関する本などが20冊ほどある。

荷物を置いたら食事。これまでメキシコで多様で豪勢なものばかり食べてきたから、その質素さには少し驚く。ご飯はメキシコと同じく粘りけはなく、パサパサしている。バナナチップはポテトチップと同じように塩味になってり、最初はポテトチップかと思って食べていたほど。

食事後、部屋に戻る。10階ということで、部屋の窓からはハバナのまちが見える。見える明かりはアパートの部屋の明かりとライトアップされた教会らしき建物など、200万都市の中心部ということを考えれば、食らい方だろう。

シャワーはユニットバスのようになっていて、風呂桶の中で浴びる。メキシコでも宿によってはお湯がにくかったが、ここはお湯らしいお湯がでない。はっきり言えばそんなに冷たくない水。水量もメキシコと比べると少なく、弱い。石鹸は付いていたので、それを使う。

時計を見ると、9時。今日、着いたばかりという男性は寝てしまう。

部屋にあった情報ノートを読むと、あるわあるわ被害事例。バスに乗ってたら、背中に背負ってたリュックのチャックを開けられて何かを取られたとか、親しげに話しかけてきたキューバ人に第3の通貨があって、それを使った方が得だと言われ、その言葉を信じて両替したらただの人民ペソで、それで5万くらい損したとか。やっぱり日本人はやらかしています。スリにやられるならともかく第三の通貨なんて・・・、相手方もよく考えましたなぁ。そんなことでだませると見切られているのが、なんとも悲しいところで。

ここの宿はこの家のパソコンを使ってネットができる。日本語の読み書きができる環境も整備済み。料金は1時間4CUCとメキシコの5倍。日本のネット喫茶よりも高い。スピードはダイアルアップで遅いと聞いていたが、そんなこともなくADSLよりちょっと遅いくらい。最初に使用時間を聞かれ、その時間に合わせて手動式のタイマーがまわされる。だから、ネットをしている間中、チッチッチと時を刻む音が聞こえてくる。そして、時間になったらジリリリンとなり、その音を聞いて宿主が止めに来る。代金は最後に払うようだ。

ネットをした後、本を読んだり、部屋の人としゃべってたりしたら夜中まで起きていていた。カンクンと違って、気温も26度ほどと眠りやすい。窓は全開だが、蚊もいないので、久しぶりに気持ちよく眠ることができたのでした。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

↑また変なのが! 削除してね

匿名 さんのコメント...

 キューバでは、いよいよカストロが引退して、後継人事に注目が集まっているようですが、現地では如何な様子ですか? 「世紀の瞬間に立ち会える」と言うと大げさかも知れませんが、それにしてもジャストタイミングですね。
 弟も高齢なので、もっと若返るかも?という予想もあるようなのですが、どうなんでしょうか?

 それと一つ質問です。
 「メキシコと違ってアフリカ系の人が多く、キューバに来たって感じですね」と先日の日記にありました。
 ラテンアメリカにおいてアフリカ系は、プランテーション労働力として連れてこられた人の子孫ですから、メキシコよりもカリブ海諸国の方が一般的にアフリカ系が多いです。しかしキューバはヨーロッパ系が7割という数字を見たことがあり、実際はどうなんだろうか?と常々気になっていました。
 ぷらぷらびとさんの見た印象で、どうですか?教えて下さい。もし良ければ、群衆を写した写真をアップしてくれると嬉しいですね。<これは行く先々でやってくれると助かります。

ぶらぷらびと さんのコメント...

kaw-kaw さま

削除しました。
さて、ご質問の件ですが、カストロ引退の件は、はっきり言えば分かりません。ぼくがスペイン語ができないし、宿主のキューバ人も英語ができないので、あれこれ聞くことができない状態です。

新聞を見る限りでは、あんまりそれらしき情報は昨日、今日は見えません。

宿はテレビなしのところに泊まっているので、テレビで戻んなニュースが流れているのか不明という感じです。

ヨーロッパ系が7割という話ですが、ヨーロッパ系を肌の白い人とするなら、少なくともハバナのまちを歩いた感じでは7割もいるとは思えません。印象としては半々です。

これから行く島の東部となると圧倒的にアフリカ系が多いと聞いていますので、全国的な割合でいっても7割はないんじゃないでしょうか。

なんかいい写真が取れればアップします。

匿名 さんのコメント...

後継人事:詳しくはないですが、カストロの後は弟で決まり。他の役職で若返り人事が見られるようです。
人種比:そんなもんですかね。こういった人種比の統計って、DNA鑑定するわけにもいかず、役所に自己申告する場合がほとんどらしいです。ブラジルの場合がそうでしたが、他国でもそんなもんでしょう。その時に、微妙な混血の場合、より白い方に選択する傾向があるそうなんです。だから「欧州系7割」というのを見たとき、実際は5割くらいなのでは?と予想はしていました。